”うえ松”のてんぷら

香川は毎晩暑く、少々寝苦しくなり始めた今日この頃です。
先日初めて食べた”てんぷら”第二弾!!
創業明治15年、讃岐で130余年も続く老舗「うえ松」の”てんぷら”をいただきました。
左上から時計回りに、”じゃこ天”、”ごぼう天”、”平天”、”五目揚げ(確か)”。
今回はそのまま、わさび醤油でお刺身のようにいただきました。
どの”てんぷら”も、ふんわりもっちりとした食感、魚の優しい甘みが上品なお味でした。
わたしの一押しは”平天”!!何枚でも食べられそうな、箸が止まらない美味しさです。
「うえ松」は明治15年に初代の店主が鮮魚店「上松」を開業し。鮮魚店と合わせて瀬戸内海の新鮮な魚を使い、当時まだ珍しかったすり身を油で揚げたてんぷらを販売をはじめ、これが今日の”讃岐天ぷら”の先がけになったそうです。「父帰る」等多くの作品で著名な文豪菊池寛も愛した故郷の味とのこと。
この土地の方々は昔からこんなに美味しく上品なお味の”てんぷら”を食べていたなんて・・・!
伝統的であることの象徴に、包んでくれた包装紙にはびっしりと讃岐弁が印刷されておりました。最近は馴染みとなってきた言葉も多少はありましたが、まだまだ分からない言葉だらけです。
こちらがお店。
香川県にはJR四国とは別に、「ことでん」という私鉄がのどかな風景の中を3路線走っており、高松市の中心地にある「瓦町」という駅でその3路線が交差しています。
「瓦町」の駅を降りると商店街があるので、この商店街をずっと歩いていくとこちらのお店にたどり着けます。この商店街、総延長では日本一!商店街のほぼ全てを覆うアーケードは2.7kmあり小売店や飲食店が約1000店舗軒を連ね、一日の通行量は平日が約13万人/休日が14万人となっており、平日・休日共に四国トップクラスの通行量となっている商店街なんです!東京でよく見ていたお店もたくさん入っていてなんだか少し懐かしい気持ちに。
”てんぷら”のことを書いていたら、今すぐにもう一度食べたい気持ちに駆られています。
ごちそうさまでした。
【店名】 讃岐天ぷら うえ松
【定休日】 1月1日~1月3日
【営業時間】 [月~土]9:00~18:30
[日・祝]10:00~17:00
【住所】 香川県高松市兵庫町6-8
【アクセス】 ことでん「瓦町」駅から徒歩7~8分
【MAP】
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おいしそうだね。