のれんも看板もないうどん屋”三嶋製麺所”

山奥で初めて「ヒグラシ」の鳴き声を聞きました。辺り一面に響き渡る『カナカナカナ・・・』という透明感のある鳴き声だけで何とも涼しげな気分にさせてくれました。
まんのう町にある”三嶋製麺所”を目指し、のどかな田園風景を見ながら香川県をのんびり南下。こちらのうどん屋さんは昭和35年ごろ製麺所としてスタートしたお店で、町内に数軒ある食品店への卸しや玉売りをメインとする、歴史ある製麺所。探しながら車を走らせていましたが、ナビが指す場所にうどん屋が見つからず注意深くもう1周。普通の民家よりも人の出入りが多い民家があり、まさかここか?と思い車を近くに止めて行ってみると、そこがうどん屋さんでした。
のれんも看板も出ておらずちょっとドキドキしながら店内へ。
入ったすぐ目の前でうどんを打っている横のカウンターで「あついの、つめたいの?大、小?」だけ聞かれ、「つめたいの大」と「つめたいの小」を注文しました。メニュー表はなく、この2種類のみ。
すぐにうどんが運ばれてきて、「出汁醤油か味の素をかけて食べてください。たまごはお好きなだけ、最後に何個使ったか教えてください」と。
麺はふわふわっとした柔らかめうどんで、あっという間いただいてしまいました。たまごを入れた方はふわふわの麺にたまごとだし醤油がからまり、つるつるっと食べてしまいました。左の方は唐辛子とねぎを入れたもので、冷たいうどんにぴりっとした辛さがアクセントになり、夏場のうどんにはぴったりの美味しさです。
代金は後払いで自己申告制。みんなちゃんと自分が食べたものを申告してお会計をしておりました。このうどんで 小¥140・大¥240・卵¥30 と、とても良心的。
ごちそうさまでした。
【店名】 三崎製麺所
【定休日】 毎週金曜日
【営業時間】 10:00~16:30
【住所】 香川県仲多度郡まんのう町川東276
【アクセス】 コトサンバス美合線中通(なかとう)バス停下車すぐ
【MAP】
-
前の記事
”井上誠耕園”の檸檬のオリーブオイル 2018.08.10
-
次の記事
”麺工房 六車”の「釜ぬきうどん」 2018.08.17
Advertisement
関連する記事
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)
コメントを書く