とっても珍しい「いちじくドリンク」

とっても珍しい「いちじくドリンク」

朝晩しっかりと冷え込むようになってきました。

11月になり木々の紅葉も始まり山が紅くなり始め、季節の移り変わりを感じます。

 

季節の移り変わりを告げるかのように、店頭では香川の「いちじく」とバトンタッチして柿やみかんが並ぶようになってきました。大好きないちじくの時期が過ぎ去ろうとしていて寂しいなと思いながら、先日”まんのう公園”の入り口で開催されていたマーケットで購入していた「いちじくドリンク」を開けてみました。

”はざま いちじくドリンク”という文字と大きないちじくの画像の「いちじくドリンク」。様々なフルーツのドリンクがありますが、いちじくのドリンクを見たのは初めてです。まんのう町にある”羽間(はざま)”地区では明治初期から「はざまいちじく」が栽培され、県内有数の産地となっています。 この地域の土壌は排水が良く、また温暖な瀬戸内海気候と相まって甘味の強い果実が採れるそうなんです。そこで採れた日本イチジクと呼ばれる「蓬莱柿(ほうらいし)」という、上品な味わいが特徴である品種のいちじくを12%使用したジュースです。

グラスに注いでみると、アセロラジュースのような淡いピンク色。ふんわりといちじくの香りがして、上品な甘みのいちじくドリンクでした。ゼリーにしても美味しそう!

このジュースの製造元は”讃岐缶詰株式会社”と記されていました。見たことあるなと思ったら、以前食べた「いちじくの缶詰」も作っている会社でした。香川県の西部に位置する三豊市にあるこちらの会社では、約50種類ほど、多岐に渡る農産物を加工する讃岐缶詰を作っていて、フレッシュな青果を収穫されたその時期に加工する為に各工場が原料の栽培産地近くに立地している徹底ぶり。風味や味わいを保つには新鮮な原料を確保し、短時間で缶詰にすることが重要で、地域農家との連携により地元での契約栽培にも積極的に取り組むことで商品力を強化している地域密着型の会社だそうです。生産者さんと加工会社さんの想いがギュッと詰まっている缶詰。そんな他の缶詰商品も見つけて試してみたくなりました。

ごちそうさまでした。