寒霞渓の絶景と美味しいものを探し、小豆島に初上陸~②佃煮やさんの「佃煮ソフト」~

寒霞渓の絶景と美味しいものを探し、小豆島に初上陸~②佃煮やさんの「佃煮ソフト」~

小豆島上陸の話の続き。

小豆島に上陸してすぐに、

”ここは醤油と佃煮の町”という大きな看板が出ています。坂手港から少し入った県道には”醤の郷”というところがありました。ふんわりと香るお醤油の香り。

ここ小豆島は昔から製塩業が盛んで、江戸時代に入り醤油づくりが始まりました。醤油業の隆盛と共に戦後、その醤油を使った佃煮業へと発展し”醤油と佃煮の町”になったそうです。醤油や佃煮工場が集中し、現代でも古くからの醤油工場や蔵が使用されてる、こうした産業の歴史景観を保存していこうと整備された”醤の郷”。いくつも軒を連ねている醤油工場や佃煮屋さんには工場直売の売店や、工場内を見学できるところもありました。

そんな”醤の郷”でとても気になったのがこの看板。

「佃煮ソフト」・・・佃煮ソフト!?

どんな味がするんだろうという好奇心からどうしても食べてみたくなりました。

そんな「佃煮ソフト」を楽しめるお店がこちら、『つくだに屋さん』。名前の通り、沢山の佃煮を扱っているお店です。

入り口には”ごはんと一緒の佃煮試食 ごはん1杯¥100”という面白いチラシが貼ってあります。

中に入るとずら~っと佃煮佃煮佃煮!!!

どれも試食をすることができ、佃煮だけだとしょっぱいのでごはんも置いているそうです。いくつか試食をさせていただき、自宅用に佃煮を購入。そして「佃煮ソフト」も注文しました。

出てきたのがこちら。ほんのりブラウンのソフトクリームに、ハート型の佃煮が乗っています。昆布と紫蘇の佃煮の煮汁を加えているそうです・・・ドキドキしながら食べてみると、これが意外に美味しい!塩キャラメルのような味で、遠くに紫蘇の香りを感じます。昆布とお醤油とミルクが相性抜群で驚きでした。こんなに美味しいとは。ものは試、考案者の方に脱帽です。

ごちそうさまでした。


【店名】   つくだに屋さん

【定休日】  年中無休
【営業時間】 9:00~17:00

【住所】   香川県小豆郡小豆島町片城甲44-270

【アクセス】 ◆草壁港から車で3分
◆坂手港から車で10分
◆福田港から25分

【MAP】