ここに通えばコワいものなし!『から風呂』で超健康体に。

最近地元になじもうと思い、讃岐弁の話し方を真似して話をしていたところ、「ところで、あなたどこ出身?東北?変わった訛りやね?」と言われてしまいました。しばらく讃岐弁は控えてもうしばらく観察せねばなりませんね。
巷では野菜が高騰しているようですが、ありがたいことに香川では採れたての野菜を分けていただいたり、お手ごろ価格で購入することもでき、夏も野菜をもりもり食べています。

友人宅から沢山分けていただいたグリーンが美しい野菜!
畑も見せていただき、初めてオクラがなっているところを見て驚きました。
オクラの花は手のひらほど大きく、そしてどれも上に向かって生えているなんて・・・。夏休みの絵日記に書きたくなるような話です。
そしてこっちは最近見つけた野菜スポット!
新鮮な地元野菜がずら~と並んでいます。欲しい野菜を選んだら、建物の中のおじさんに見せて、お会計は自己申告制。「皆を信じているから計算しておいで~」って言われました。
そんな新鮮野菜を売っているこの場所は、さぬき市のとある建物の横。

こちらは『から風呂』。
さぬき市昭和地区には全国的にも貴重な古代サウナ『から風呂(塚原のから風呂)』があるんです。この風呂は約1300年の昔、奈良時代の高僧行基が讃岐へ来たとき、諸人の病気を治すために造ったといわれているもの。現代でも続いているところはほとんどなく、遠くからも『から風呂』を求めて来る人もいるそうです。
と、以前香川県の情報で見かけてから気になるものの、どんなものか未知の世界であった『から風呂』デビューしてみました。
入り口から入ると受付があり、ここで先払い。一人¥500です。
布ぞうりと布頭巾を渡され、案内していただいた先には・・・

から風呂がありました!
扉が二つ、風呂は午前と午後の2回焚くそうで、どちらか一方が「あつい」、もう片方が「ぬるい」となっています。このから風呂の向えに休憩スペースがあり、汗をかいた人々が楽しそうに休憩していました。
さて、 トレーナーやスエットに着替え、頭巾を被り中石室に入り布草履を履いたら準備万端です。座布団を持っていざ中へ。


中にこんな感じで座ります。
「ぬるい」方ですが、入ってすぐに汗びっしょり。
中で話したおばちゃんたちは、20~30年通っている常連さんでした。「週1回通っていると、とんと風引かないし体が元気だよ~。昔からある岩盤浴のようなものなんだよ」と、教えてくれました。
何度か出入りしているうちに2回目の風呂焚きの時間に。
どこで焚くのかと思っていたら・・・

まさかの直焚き!
石室の中で薪を1時間ほど焚き、炭になったら満遍なく広げ、次に濡れむしろを交互に敷き重ねて塩水をまき、焚き口を閉じ、約30分ぐらい蒸して完成!
何一つ想像できない工程にただただ驚きましたが、出来たての『から風呂』に入らせてもらいました。出来たては中が120~150度くらいあるそうなので、毛布を被って完全防備。

中に入ってみると、暑い暑い暑い!!!!!1!!!!!!!
ちょっとでも毛布から皮膚がでるとチリチリ暑くなります。我慢できて1分。最高に汗が出て、まるで体の中の水分が全て入れ替わったような気分でした。
神経痛、リウマチ、肩こり、冷え性、疲労回復等、万病に良いと伝えられており、体の芯までぽかぽかになるので冷え性改善や美容とシェイプアップを求める方にオススメとのこと。
『から風呂』と野菜。ぐっと健康になれる施設です。
ごちそうさまでした。
【店名】から風呂
【営業時間】 正午~21:00
【住所】 香川県さぬき市昭和1050-4
【アクセス】 琴電長尾駅から車で約5分
【定休日】 毎週 木・金・土・日曜日の4日間営業
定休日 毎週 月・火・水曜日 盆・年末年始
【駐車場】あり
【Map】
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