『栗林公園・花園亭』の離れ茶室で、ミシュラン三ツ星庭園を眺めながらいただく「朝粥御膳」

『栗林公園・花園亭』の離れ茶室で、ミシュラン三ツ星庭園を眺めながらいただく「朝粥御膳」

高松市に特別な朝に訪れてみていただきたい場所があります。

『栗林公園(りつりんこうえん)』

国の特別名勝に指定されている文化財庭園です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星の評価を得ていて「わざわざ旅行する価値がある」観光地と認められた、そんな世界が認める栗林公園の園内にある『花園亭』では、朝の時間に離れの個室で優雅に「朝粥御膳」をいただけるんです。

季節により開園時間は前後しますが『栗林公園』の朝は早く、8月は5:30には開園。その公園内にある『花園亭』で朝7;00~10:00(ラストオーダー9:00)の間だけ楽しむことができるのが「朝がゆ」です。予約必須で事前に電話で空き時間を確認し、予約ができたら時間厳守で向かいます。

『花園亭』に行くとこちらの離れに案内され、中に入ると・・・

朝の静寂な美しい公園がの景観が目の前に広がる、何とも贅沢な個室です!!用意していただいていた御膳に暖かいお粥とお茶が運ばれてきて、いただきます♪

静寂な空間でいただく「朝がゆ」は、タイムスリップした殿気分。じっくりと炊き上げられたお粥は程よい塩味と生姜が効いており、優しい甘みのさつまいもがアクセントになっています。胃に優しく体に染み渡る美味しさです。

そんな素敵な朝ごはんを終え食後の運動に公園内を散策してみようかな、くらいに考えていたところ、”栗林公園観光ボランティアガイド”のおじさまが「案内するのでゆっくり見ていきませんか?」と声をかけてくださり、一緒に園内を周っていただけることになりました。

ガイドさんに歴史から始まり、公園の楽しみ方を教えていただき、目から鱗。自分たちで見ているだけでは絶対に分からないことを教えていただき、公園を何倍も楽しむことができました。今まで綺麗だな、としか思っていなかった場所が、古くから庭師さんたちの仕掛けにより表現された景観であったことや、なぜ園内の道は湾曲しているのか、なぜ飛び石はジグザグとしているのかな、滝は江戸時代の頃に作られた客人の為のアトラクションなんだよ等等々、理由を知るととても興味深く楽しい散策でした。

時代を超えて人々を魅了する庭園には、魅了させるための緻密なしかけが沢山あり驚きです!

入り口にいらっしゃる”ボランティアガイド”の方を見かけたら、ぜひ積極的にガイドをお願いすることをおススメします!未知の景観に出会えますよ♪

☆ガイドのおじ様に教えてもらった栗林公園散策のポイント☆

  • 散策は朝がおススメ(影の具合ちょうどよい)
  • 池を左に見るように左回りで散策しよう(左回りに回ることを想定して仕掛けられているから)
  • しっとりとした雨の日がおススメ(木々が濡れて美しく、水滴がまた風情がある)

今日もごちそうさまでした。

栗林公園

【店名】花園亭(栗林公園内)
【営業時間】8:00~18:00
朝がゆ:7:00~10:00
夜(要予約):~21:00
【住所】 香川県高松市栗林町1-20-3 栗林公園内
【アクセス】ことでん栗林公園駅徒歩10分
【定休日】
【駐車場】栗林公園駐車場あり(有料)
【Map】